アメリカ戦

カノミナミ2018年3月31日

ご報告が遅くなてしまい、すみません!!!

復帰戦終わりました。
結果は108位、1日目の予選トーナメント1回戦敗退でした。昔の自分のようにはいかないと分かって臨んだものの、自分の思っていた30倍くらいうまくできずに終わりました…。フェンシングをしていてこんなにも情けなく悔しかったのは人生で3回目くらいです。ですが昔に感じたできるけどできなくて感じた悔しさではなく昔の自分はできたけど今の自分ではできないということに対する悔しさで、昨日、今日悔やんでもどうにもならなかったものだとも分かっています。全力で戦ったけど本当に実力が足りなかったということです。7ヶ月がいかに長かったのか実感しました。小学一年生からフェンシングを始め、こんなにも長くフェンシングをしなかったのは初めてだったのでフェンシングをしていて初めて本当にできない、と感じました。もはや昔の自分はいないのだと現実を突きつけられた試合でもありました。昔の自分に縛られているつもりはありませんが、それでもやっぱり失ったものは大きいと感じます。

予選のリーグ6試合は最初の2試合なんとか戦い切れるくらいであとの4試合は気力で戦いました。フェンシングってキツいスポーツなんだな、と実感しました…笑
予選リーグではギリギリトーナメントに進めましたが一回戦で負けてしまいました。動こうと思っても身体が動かず疲労で一歩進むのですら辛かったです…😢
気持ちはまだできると思っているのに身体が付いてこない、という感じでした。
しかし日本にいては絶対に実感できなかったものであり、自分の想像をはるかに下回る自分だった為もう上に上がるしかないな、とも思います。今この経験をできて本当に良かったと思います。やるせなさと情けなさと悔しさとの引き換えではありましたがそれ以上の収穫がありました。
また、やっぱりフェンシングをして勝ったり負けたり、嬉しかったり悲しかったりしていると実際にはフェンシングをしながら息をするのも辛いくらいですが、ようやく自分が呼吸し始めたような、生き返ったような感覚にもなり、やっぱり好きなんだなーと気付かされました。今回は試合をすることに必死で試合を楽しむことはできませんでしたが、今の自分ではできないやりたいことがたくさん見つかり、その面では十分フェンシングを楽しむことができました。

実践してこそ得るものがあるというのは本当だな、と今回試合に参加して感じました。
まだまだ勝てるレベルまでの準備が足らず出るだけで精一杯でしたが、次は絶対やってやるぞ、という大きな刺激とモチベーションになりました。
コーチや先生に無理を言って連れてきてもらったから勝たないと示しがつかないと思って臨みましたが今の私の限界、全て出し切っての結果なのでしっかり受け止めて次の試合で必ず成長した自分を見てもらいたいと思います。

応援してくださった皆様ありがとうございました。

アメリカは連日とてもいい天気でここ数日の東京くらいの気温でとても過ごしやすかったです。