ポーランド報告

カノミナミ2017年2月10日

少し遅くなりましたが、帰国しました!
結果は22位と2年ぶりにベスト32に入ることができました。去年は本当に自分に自信が持てずに、勝つことは不可能なんじゃないかと思うこともありました。さらにアルジェリアの試合前には肉離れをするし、さんざんなスタートでした。怪我をした時はぶっちゃけポーランドは無理かも、、、と思っていましたが、大丈夫と言い聞かせて練習をしていると意外と大丈夫になってきて、試合には軽いテーピングで出ることができ、また、団体戦まで戦うことができました。
予選は7人のリーグ戦で全勝すると予選トーナメント免除でダイレクトで64に入れるので怪我もしているしできればダイレクトでいきたいと思っていました。ただ今回は勝たなければいけないという追い詰められた気持ちというよりも肉離れをしたのに、もう試合ができるという喜びの方が大きかったです。また、今年に入って初のワールドカップだったのでどれくらいまで自分ができるか試したいという思いが強く、持てる力を最大限出し切って挑戦しようという思いで臨みました。そうするとあまり緊張せず、楽しく試合をすることができ、いつもはリスクが大きい技は怖くてできないのに、今回は色々なことに挑戦することができました。プール戦の最後の二試合は一本勝負でした。今まで予選で一本勝負をすべて勝ったことがなく、終わってからあそこで勝っていれば、、、という思いを何度もしてきました。しかし今回は一本勝負になったらやることを決めて無我夢中で執念で一本を取りました。いつもみたいにビビってリスクを恐れることなく、絶対できると信じ、技を決めたら自信を持って迷いなく戦えました。今回のこの一本勝負の経験は次に大きく繋がるものになったと思います。
プール戦はなんとか全勝でき、次の日の試合(top64)に残ることができました。一本勝負を一つ落としていたらその日15本勝負が一試合あったので本当に一本の大きさをしみじみ感じました。

翌日一試合目は日本人とで当日はプール戦の時よりも少し体の動きが悪く、心配でしたが、何はともあれ気の持ちようだと思って集中して臨みました。最後少し追い上げられましたが勝つことができ、久しぶりに32に入ることができました。次の相手はカナダの選手で私と同い年の子でした。とにかく一本ずつ集中して取ろうと思い臨みましたが、体力がついてこず、後半かなり失速して負けてしまいました。
今回の試合は全然満足出来る試合ではありませんでした。悔しさがかなり残る試合になったと同時にもっと上にいけると希望を感じた試合にもなりました。


体力とポイント精度に重点を置いて次のロングビーチに備えたいと思います。

13日からは香川で合宿があります。国内の合宿は本当に久しぶりなのでどうなるか楽しみです。少しでも強くなって帰ってこれるように頑張りたいと思います。

追伸
帰国後にまたカナダの選手と対戦する夢を見ました。4対4で目が覚めました。また次も当たる機会があるということだと思って対策をしっかりしたいと思います。