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2021年8月 パリ五輪に向けて

2021年7月東京五輪が開催されました。2016年10月から始まった約5年にわたるオリンピック選考レースに勝ち残ることが出来ず、狩野愛巳は東京五輪出場を果たせませんでした。右手首に怪我を負い手術を重ねても思うような結果を出せず、進むべき道どころか方向すら見失い、精神的肉体的にこれまでに経験したことのない境地に立ち、彷徨い続けました。

狩野愛巳は東京五輪を観戦し、フェンシングを始めた小学生の頃の「オリンピックに出たい!」という気持ちが今なお少しも変わらないことを再認識しました。「オリンピックに出たい!」ではなく「絶対に出る!」「パリ五輪をつかむ!掴みとる!」その強い意志でフェンシングを続ける覚悟です。

カノミナミ後援会設立から6年、皆様より温かなご支援ご声援を頂戴し続けました。皆様のお気持ちが狩野愛巳を突き動かし続けました。どんなに心強かったことか。心より感謝申し上げ、厚く御礼申し上げます。競技人生の終わりを意識せざるを得ない年齢となりましたが、引き続きご理解、ご賛同、ご支援を賜ることが叶いましたら幸いに存じます。

2016年8月 東京五輪に向けて

狩野愛巳は現在早稲田大学に在籍しながら、2020年東京五輪への出場とメダル獲得を目標に、日々練習に励んでおります。

日本代表に選ばれる条件の一つは世界ランキングの上位に位置していることです。
海外の競技大会に多数出場し、ひとつひとつの試合に勝利し、ポイントをコツコツ獲得することで上位に入れます。「海外の競技大会に多数出場」と簡単に言いましたが、海外大会はだれでも出場できるわけではなく、国内外大会で実績のある選手のみ出場できます。すべて試合が大事であり、どんな試合でも気を抜くことができせん。

一方、海外渡航費だけでも年間約240万円、国内試合移動費が年間約15万円、フィジカルトレーニング・ケア費用が年間約50万円、道具(消耗品)代が年間約25万円、とフェンシングは非常にお金がかかる競技です。これまでは宮城県仙台第三高等学校フェンシング部OB・OG会や個人のご支援を賜り競技を続けることができました。
今後はオリンピック出場を目指すことで、これまで以上の費用が必要となるでしょう。

狩野愛巳がこれからも心身ともに健やかに、学業とフェンシングを両立させ、国内外の競技大会で活躍できるよう応援したく、カノミナミ後援会を設立いたしました。

ご理解、ご賛同、ご支援を賜ることが叶いましたら幸いに存じます。

カノミナミ後援会 会長 佐藤 亮

狩野愛巳をオリンピックへ応援基金について

宮城県仙台第三高等学校フェンシング部OB・OG会は平成25年4月1日、当時仙台三高2年狩野愛巳選手のオリンピック出場枠獲得に向けた各予選会出場を資金面から援助することを目的に「狩野愛巳をオリンピックへ応援基金」を設立しました。

卒業までの2年間、多くの方々の温かいお気持ちと約200万円ものご支援を頂戴しまして、当基金から狩野選手へ全額海外渡航費として渡しました。今日までフェンシングを続けてこられたのはご寄付を頂いた皆様のおかげといっても過言ではないと、本人よりお礼の言葉を預かっております。心より感謝申し上げ、厚く御礼申し上げます。

狩野選手は仙台三高卒業後早稲田大学に進学しておりますが、国内外遠征費をほぼ自己負担で行っております。今後は「狩野愛巳をオリンピックへ応援基金」へ賛同された方々の思いも引き継ぎ、「カノミナミ後援会」にて狩野選手の活動をご報告し広く一般の方々にもご支援を頂きたいと思います。つきましては、今後も狩野選手を応援いただける場合は、「カノミナミ後援会」のホームページをご覧のうえ、後援会の趣旨にご賛同いただけましたらどうかご入会ください。

今までご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げ、感謝を込めて寄付者名簿を掲載いたします。

「狩野愛巳をオリンピックへ応援基金」寄付者名簿(PDF)

狩野愛巳をオリンピックへ応援基金 代表 吉村 朝見