手首の怪我について

カノミナミ2017年11月13日

更新遅くなってすみません。

今シーズンは10月にメキシコのワールドカップ、11月にフランスでのワールドカップがありました。両試合とも右手首の怪我の治療のため、出場できていません。

今月22日に横浜市立みなと赤十字病院で手術が決まりました。
12月のイタリアのグランプリ大会に出場しようとリハビリに励んでいましたが、リハビリで手首を動かすとやはり痛みが出て、日常生活でも痛みを感じることもあり、手術を今月中に行うことに決まりました。手首の尺側手根伸筋腱が腱鞘に圧迫され、痛みが出ているということで簡単にいうとその圧迫している腱鞘を切る、という手術です。
しかし手の平側の豆状骨という骨の辺りにも炎症、痛み、ガングリオンがあることがわかり、そちらも切開で取るかどうか、まだ 詳しくは決まっていません。
思っていたよりも状況が複雑で何がベストなのか分からず、先生とコーチ、監督と要相談し、東京オリンピックに向けてベストな判断ができればいいと思います。

人生でフェンシングをこんなに長期間できなくなったのは初めてです。
フェンシングによって本当に色々な経験をして、また自分の成長に対しても得るものがたくさんあったんだな、と気づかされる時間になっています。フェンシングができなくて過ごす時間は本来得られるものが得れていない感じがして、とてももったいなく感じるし、本当にもどかしいです。
試合を見れば見るほど私もあんな技をやりたい、あの選手とやってみたい、と思って本当にフェンシングがやりたくなります。
夢中でできるもの、目標、ゴール、明確であればあるほど本当に毎日目的を持って幸せに生きられるのだなと感じ、目指しているものが単なる物質的なもの、社会的に何かを得るためのフェンシングではなくて、生きる中で私自身のパートナーであり、物質的なものを得られなくても絶対的に自分のよりよい変化、成長のためのフェンシングなんだな、とフェンシングというスポーツ、「夢」や「目標」の意義や価値観が変わりました。
と、いろいろ感じることはありますが、ただ早くやっぱりプレーヤーとして実質的な経験を積みたいです。

復帰はいつになるかわかりませんがベストを尽くします。

こうして怪我をして試合に出られなくても励まし、応援してくださり、本当に感謝します。
また、コーチ、監督、病院の先生、両親、選手としてのベストを考えに考えてくださり、サポートしてくださり、感謝します。
私もできることをベストを尽くして行って早く復帰し、さらに強くなって結果で恩返ししたいです。

いつもありがとうございます!!!