二度目の手術

カノミナミ2018年5月8日

いよいよ明日二度目の手術をすることになりました。
前回ガングリオンの切除と書きましたが、変更になりました。

現在の症状としてはガングリオンの部分の圧痛と腱自体の圧痛があります。

1.前回手術した部分をもう一度開いて前回手術した部分が壊れていないか、炎症が起きていないかを目視で確認する。
→腱自体の痛みの原因を探るため。

2.ガングリオンの摘出(これは以前の予定通り)

3.尺骨突き上げ症候群が疑われるため(尺骨突き上げ症候群:前腕(肘から手首まで)には橈骨と尺骨の2本の骨があります。通常は橈骨と尺骨は手関節の部位で同じ長さになっていますが、生まれつき、あるいは外傷で橈骨と尺骨の長さが違う人がいます。尺骨が橈骨に比べて長い場合、手首を動かすと手首の骨や軟骨が尺骨とぶつかり、痛みがでたり、動きが悪くなります。この状態を「尺骨突き上げ症候群」といいます。治療は装具などで安静にすると痛みが軽減します。装具治療でも改善しない場合は尺骨を短縮する手術を行うこともあります。
肩肘手.com参照 https://www.katahijite.com/tukiage)

私の場合は尺骨と橈骨の長さは通常で、尺骨が長いわけではないのですが、

フェンシングという普通の人では動かさない可動域まで手首を使うことで尺骨と月状骨かぶつかっているのではないかと言われました。それによってガングリオンができているのではないかと推測されるため、その根本を解決しなければ再発のリスクが高いのではないかと言われました。
実際、ガングリオンを全摘出した場合、再発率は5%程といわれているみたいですが、その尺骨と月状骨の衝突が根本の原因だった場合、再発率が5%より高くなるのではないかということでした。

この3つの手術を同時にやるということで3時間の大手術になります。
様々リスクもあり、特にガングリオンの摘出は神経が多く集まっているところなので痺れなどの後遺症がかなり心配されるようです。

また、全て原因が特定してする手術ではないため、手術をしても痛みがなくならない可能性もあるとのことでした。
その場合はもう手術はしないので腕や肩から原因を探る方向になると思います。

今回の手術が東京に間にあわせるための時間的に最後のチャンスです。
自分でもまさか手首の怪我でこんなにおおごとになるとも思っておらず、また、選手生命がこの右手首に全てかかっていると思うと本当に身体の貴重さを感じるし、一つ小さいところが問題が起こると身体全てが害を被るようになるんだな、と身体全て細かいところまで大切に管理しなければいけないのだと感じました。
フェンシングは左手をあまり使わないから左手なら怪我しても大丈夫!と思っていた頃もありましたが、そうではなくて身体は繋がっているからどこか一つ不具合があれば全て機能しなくなるんだな、と実感したので、これからは全て一つ一つしっかり管理したいとしみじみ思いました。

いよいよ手術、最後のチャンスが明日に迫り、これをやって良くなるのかという不安もあり、また、骨を切るということで手術後の痛みを想像すると鳥肌が立ちます…😱😱😱

復帰は理想ですが9月を目指していますが、骨を切るとなって固定期間や安静期間が当初の予定よりかなり伸びてしまったのでどうなるか私もわかりません…。

まずは手術を先生に頑張ってもらって、私はその後のリハビリを死ぬ気でやります。
1日でも早く復帰してフェンシングをしたいし、試合に出たいです!
かなり大きな選手生命をかけた手術にはなりますが、そのことを私が考えてもしょうがないので、これまで通り、私ができることは全力でやっていこうと思います!

早く応援してくださる皆さんにフェンシングをしている姿をお見せ出来るように頑張ります!