帰国しました!

カノミナミ2019年1月30日

ポーランド大会、フランス大会から帰国しました。
フランス大会は大会の4日前から体調を崩してしまい、大会の3日前から発熱して、大会当日も熱が下がらず、棄権、となってしまいました。
ポーランド大会は予選リーグは突破し、トーナメント一回戦で負けてしまいました。
しかし、アルジェリアの時とはまるで違い、手首の痛みは感じることなく戦え、気持ちも前向きに戦うことができました。
結果だけ見るとパッとしないですが、「まだできる」と久しぶりに手応えを感じました。

フランスの大会では絶対top16には入りたいと、二週間のフランスでの合宿には自分なりに試行錯誤しながら有意義な時間を過ごしていました。


毎回練習で失敗する中で出てくる「なんでこうなるのか」という疑問に対して、なんとなく対処するのではなく、徹底的にいろんな人の試合を見ながら解決するまで考え、実践してみることを徹底して練習に臨んでいました。
体調を崩してしまったため、一週間と少しの合宿になってしまいましたが、その中で技術的には2つ得た答えがありました。
答えを自分で考えてそれを実践してあっているか確かめるという作業をフェンシングでするのは初めてで、すごく楽しい作業でした。もちろん一つの疑問に対してすぐに答えが出るわけではないので、何回もいろんなことを試す中で、ボコボコに負けたり、全然勝てなかったり、「なんでできないんだ!」と自分にイライラしたりしました。しかし解決策が見つかるとうまくいかなかったことが突然できるようになったり、また、自分で見つけた答えだからこそ、自分で確信を持ってできるので、迷いがなくなりました。
以前よりも自分が何をやっているのかわかるようになり、なぜポイントを取られたのか、どこでの失点率が高くてどこが弱点なのか、という点を一つずつ自分の力で納得するまで答えをじっくり見つけてみようと思います。
怪我をしてから試合に出ても練習でもどことなく自信が戻らず、迷うことや決めきれないことが多くありました。
「自分が納得すること」「決定すること」ということが自分にとって自信になり、迷いから解放してくれるものなのではないかと感じます。

試合でどれくらいまでできるか早く試してみたい、と思っていた矢先で体調を崩してしまい、まさかこんなに長引くとも思わず、そして棄権することになるとも思っていなかったので、本当に残念です。
結局帰国日まで回復せず、6日間寝込む生活でした。
今から病院に行き、診察を受けて2/5出発のイタリアの大会までにはしっかり練習して上位を狙えるように早く回復したいです。

もうここからは本当に絶対やります。上位に入って団体戦のメンバーにもカムバックしたいと思います。
イタリアは団体戦がありませんが,個人戦は必ずtop8に入れるように気合い入れて頑張ります。
私自身、今までは目標を具体的に言わず、濁して、達成できなかった時の保険をかけていましたが、今回は本当に達成したいと思うし、信じてやってみようと思います。
書きながら本当にできるのか少しびびっている部分もありますが、自分の背中を自分で押して必ず有言実行で頑張ってみたいと思います。
皆さん、今後も応援宜しくお願い致します!!!
いつもサポート頂いている後援会の皆さま、日清製粉グループ本社様、アスリート中華ダイニングイーチャン様、K produce様、マティダ鍼灸院様、本当にありがとうございます。目標実現のためにますます精進していきたいと思います!