全日本後のU20キャンプ

カノミナミ2020年9月26日

全日本が終わった翌日から宮城でU20の代表合宿がありました。

地元が宮城ということで参加させてもらいました。

今回全日本が16人のみの出場となってしまい、本来出場予定だった選手もその合宿には参加していたため、とても良い練習になりました。

また、自分にもこんな時代があったな、と感慨深くもありました。

全日本では3試合しかしていませんでしたが、緊張疲れで翌日もぐったりでしたが、若い力と共に練習を頑張れました。
全日本の緊張がなかなかとれずに、翌日からの練習も最初は力のコントロールがうまくできなくてめちゃくちゃでした。
すごくストレスを感じていたんだな、と思いました笑

翌々日には試合形式の練習があり、また試合をしました。
負けられない、という思いもあり、全日本とはまた違った緊張感で戦いました。
決勝は15-14でなんとか勝つことができ、優勝しました。

参加している選手はみんな強く、この試合を本当の試合の緊張感でやっていたら負けていな、と思いました。

試合に近い緊張感での練習がもっと必要だと思うと共にもっと試合をしないといけない、と感じました。
これからは試合で勝つための練習、というものをもっと意識して練習しようと思います。

ただ今回のU20の合宿で感じたのはやはりフェンシングは経験値がとても武器になるな、ということでした。
試合は終始リードされるところもあり、最後まで勝つか負けるか分かりませんでしたが、最終的な勝負にこだわりすぎず、今この現状をどう打開していくか、まず一点を取るためにどんな技をすべきか、相手はどんな心境で、どのように試合を展開しようとするか、など冷静に考えながら試合をすることができました。
全日本では緊張でそのように戦うことが出来ず、自分のリードをうまく利用することができませんでした。むしろ相手の方がそのように冷静に考えられていたんだと思います。

いろいろと学ぶところもあり、また、若い世代と交流することで、本当に刺激を受けました。
またこのような機会があったらぜひ参加したいと思います。

火曜日に合宿が終わり、また東京に戻ってきました。
とにかく今はゆっくり休みたいな、と思っています。
身体の疲れもですが、精神が様々な緊張やプレッシャーで完全に参ってしまってすごく疲れました。

今日全日本の決勝があり、準決勝で負けた菊池小巻が優勝しました!

今回の3位はほっとした一方でどうしてあの時…という悔いが残る試合でした。
考えれば考えるほど残念で、思い出すとあまりにも悔しい試合でしたが、足りない部分、小巻の方が上手だな、と思った部分はまだまだ自分の成長できる可能性だと思ってこれからも沢山の苦い経験も積みながら前向きに頑張ろうと思います!

また、いつもお世話になっている河北新報さんにも取り上げて頂きました。ありがとうございました!
地元宮城で多くの方にお世話になり、多くの方々が応援してくれていたので、新聞でこのように結果も見て頂けて良かったです!