体育館が使えるようになりました

カノミナミ2020年6月3日

5月一度も更新せず、6月になってしまいました。
宮城では体育館が使用できるようになり、昨日久しぶりにフェンシングシューズを履いて、室内でフェンシングをすることができました。

ずっと家の外のコンクリートの上でやっていたので体育館でできるありがたみをとても感じました。
自粛中もできる範囲内でフェンシングをしているつもりでしたが、やはり体育館で実践のようにやると全然違いました。

ただ、体育館が使えない間家の庭先でやっていた地味な練習の成果が少しずつ感じられるようになっているので、少しずつ前進している感じがあります。

徐々に練習もできるようになっていますが、テレビを見ているとまだまだ東京では普通に戻るまで時間がかかりそうです。

手首は順調に回復しています。
ずっと手首の腫れがとれないなーと思っていたら抜糸仕切れていなかった糸が2本入っていて、それが取れ、腫れもなくなりました。

今回の手術でボルトを取ったことで、小指側に手首を曲げるとボルトが当たって痛かったところの痛みがなくなり、制限なく動かせるようになりました。
いろいろな技ができるようになり、以前は痛くて出来なかった技が痛みなくできるようになり、制限がない喜びを感じています。

毎日練習をする中で日々課題はありますが、今は焦らずにひとつずつこなして、それを実践で確認して、またうまくいかない部分を修正して、と、思う存分時間をかけて出来ています。

試合が続いているときは勝つために必要なことだけを抽出してショートカットで練習していた感じがありますが、今は、本当に基礎の基礎からやっています。
基礎から直していくのがすごく難しく、1⒋年やってきたフェンシングの私の根本の悪い癖を取っていく作業をしています。
フェンシングを始めた頃から見てもらっている父とやることで、気づくこともあり、やりたいこともとことんまでできるので、今は今でいい環境だな、と思います。

もちろん早くそれを試合でやってみたいと思う部分もありますが、今は基礎を磨くときだと思って今を大切にじっくりやっていきたいと思います。

いずれやらないといけないけどそんな時間がない、と思っていたことを今できているので充実しているように感じます。
もちろん計画通りに活動できない日もあり、時々ふといつまでこの生活をしないといけないんだと思って何もやりたくないと思う日もありましたが、毎日の楽しいこと、つらいこと、大変なことに一喜一憂せずに、それらが一ヶ月後にどのような影響を、変化を自分にもたらしてくれるのかを考えていくようにすると、何事も意味があって、無意味なことはないんだな、というか、投げやりになってその日の気分で無意味にしてはいけないんだな、と思うようになりました。
大変な日がきたら完璧にはできなくてもそれなりに意味のある日にしてまた頑張ろうと思っています。

今は長い目で見て一ヶ月後、二ヶ月後にまずは成長できるように頑張りたいです。