産後9ヶ月釜山ワールドカップ(産後初海外)

カノミナミ2025年12月12日

先日韓国釜山で行われたワールドカップに出場し、15位でした。

まず、結果にはややホッとする気持ちと悔しい思いがあります。
今大会は産後の海外復帰戦とはいえ、メダル獲得を狙って準備し、臨んだ試合でした。
さらに上の順位がとれたのではないかと終わった今でも思いますが、良くも悪くもそんな手応えを感じる試合でした。

産後で実際に海外で試合をするとどんな感じなのか不安要素もありましたが、練習してきたことをやるだけというところに集中して最低限やるべきことはできたと思います。
久しぶりの海外試合で試合感はまだ足りないところもあり、練習の60%くらいしか出せなかったな、と感じていますが、それでもまずは今できることをできる範囲ではできたと思います。
そういう意味では次に繋がる試合になったと思います。

今回は維吹も一緒に韓国に行きました。
もちろん維吹は初海外でしたが、フライトも2時間と短く、初海外にしては良い距離だったと思います。

試合に子供を連れて行くとパフォーマンスが落ちるのではないかと周りに心配されていましたが、そんなことはなく、寧ろオンとオフがはっきりわかられてしっかり試合に集中できました。
今回は夫がサポートで一緒に韓国に来てくれ、夜のミルク(普段は母乳)をあげてくれたり、試合前にしっかり寝れるようにサポートもしてくれました。

普段なかなか思うように睡眠が取れない中で練習をしているので、しっかり寝れただけでコンディションがバッチリ整ったように感じました笑
また、普段コンディションが良くない時でも最大限いい練習をするようにしていたので、コンディションが悪くてもある程度はパフォーマンスを出せる、という自信もありました。
普段の練習への取り組みが技術的にもメンタル面的にも試合に活かせたと思います。

維吹は9ヶ月なのでまだまだ離乳食と母乳ですが、離乳食はレトルトを大量に持っていき、二回食をあげていました。
ぱんやおせんべいも持っていき、小腹が空いてそうな時にそれを使うとおとなしく美味しそうに食べててくれました笑

海外のホテルで困ったのはまず、ベッドが高くて転落の心配があることです。
幸い、ベッドガードを借りることができましたが、ベッドガードがなければ心配で寝られなかったと思います。
次回の遠征に向けて対策を考えないといけないと思いました。

あとは会場にずっと滞在するのが大変、ということです。まだ歩けないので、ほとんど抱っこの状態ですが、本人は動きたい気持ちがとてもあるのでそれがちょっとストレスになっていたのではないかと少し心配になりました。

また、ホテルはワンルーム構造なので維吹が寝る時間に合わせてこちらが行動しなければいけないのがまあまあ大変でした。
試合の2日間とも終わる時間が19:30頃でそこからホテルに帰って20:30となるともうお風呂に入れて寝なければならない時間だったので、翌日試合がありましたが、まずお風呂に入れて寝かせて、そこから翌日のユニフォームの洗濯、夜ご飯の買い出し、夕食、という感じで時間が全然ありませんでした。
普段なら試合で疲れてホテルに帰ってすぐご飯を食べに行き、次の日の用意をして寝る、という流れですぐ休めますが、維吹を寝かしつけてから外食にも行けないので、テイクアウトしてきたご飯を電気を暗くし、声を潜めて一つだけライトをつけて食べる毎日でした笑

大変は大変でしたが、試合では維吹がいることが力となり、頑張ることができました。

そして何よりも維吹を一緒に連れて行くことを受け入れてくれ、現地でもお世話をしてくれたチームメイト、コーチたちに本当に感謝しています。
私の場合は本当に周囲の方々に恵まれているな、と感じていて、これが当たり前ではないんだとしみじみ感じています。
これからママアスリートが増えることを願っていますが、自分と子供の問題だけではなく、周囲の受け入れも活動を続けていく上で非常に重要なことだと感じました。

これからまだまだ試合は続いていきますが、子育てと競技をしっかり両立していけるように頑張りたいと思います!

BUSAN 5-7 December 2025
Women’s Foil World Cup
in photo: KIKUCHI Komaki. JPN
Photo by Zsolt Nekifor #bizziteam